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うまきちの『勝手にかわら版』


「うまきち」が日頃思うところを 書いていきます
by Umakichi10
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競馬は文化だ。シリーズ3

競馬は文化だ。シリーズ3_e0080544_11172139.jpg

  写真は「北海道の馬文化」から転載いたしました

 シリーズ2 の中で勝手に競馬法を試案しました その目的は競馬競技を国民に広く
支持されるため根本から転換が必要なのです、
日本の競馬競技は 国・都道府県へ「財政寄与」を目的として出発してます、
馬券(勝ち馬投票券)を買う読者なら 発売元に何%の諸経費を払ってるのか
ご存知ですね、2兆円の売上ですと数千億円と云うことになりますね、道草でした、
このような形態で競馬施行しても けして理想的競馬競技国になりません。
 わが国の競馬のあり方について umakichiさんが語ってきた論点の違いは
ありますが 造詣の深い諸先生の著作を紹介しますのでお読みください、
    競馬社会をみると日本経済がみえてくる  岩崎 徹著 源草社
    競馬の経営学                  堀 紘一著 PHP研
    JRA ディープ・インサイド           河村清明著 株)イーストぷれす
このブログの読者も 競馬について新しい発案をして頂きたいのです。
 
 競馬は文化だ と云いました、人類数千年の歴史のなかで馬の担った役割は
産業革命が起こる100年から150年前まで 現在の自動車と同じようなものでした、
日本の歴史の中でも 3世紀すでに乗馬をしてます、奈良県の箸墓古墳の堀を
発掘調査時 木製の「あぶみ」が出土してます、すでにヒミコの時代から乗馬・使役馬
がいたのです、
奈良時代 権力の及ぶ地域へ組織的に「牧」という言葉で馬牧場が作られていたのです、
牧の歴史が地方競馬場所在地と繋がってることもあります
都が京都の時代には 淀川を馬に船を引かせて上って行ったことでしょう、
日露戦争の時 日本の中型馬でロシアと戦いました、そしてロシア兵隊に日本のチビ馬
をおおいに笑われたそうです、しかし馬の利用価値がなくなった時 
馬たちの文化としての側面さえ忘れさられたのです、(各地に希少価値ですが
歴史的に馬事を保存してることは承知しております)
 欧米の人たちは大きな規模で馬たちを文化として残したのです、
ここに日本人が 彼らから学ぶところがあるのです、馬を公共団体のお金儲けとして
捉えているような視点では いつまでたっても競馬後進国から抜け出せません
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by umakichi10 | 2006-01-03 11:29 | 馬の話
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